こんにちは、Myself長谷川久美子です。
先日のヨガクラスで、こんな質問を受けました。
「身体が柔らかい人は、体にお肉がつきやすいって聞いたんですけど…」
この質問に対する答えは「NO!」
正解は「身体が硬い人のほうが太りやすい」です。
そこで今日のブログの内容は、この質問の詳しいお答えにしようかと思います。
まず身体が硬いと、どうなるでしょうか?
硬い筋肉は十分に伸びずに、動きにくい状態になります。
筋肉がこわばってくると血行不良にもなり、代謝も低下します。
そうすると、ダイエットの大敵である、冷えや肩こりの原因にもなり
硬くこわばって動きにくい部分に脂肪がつきやすくなるとも言われています。
それででは、身体が柔らかくなるとどうなるでしょうか?
身体が柔らかくなると、「痩せやすい身体」になります。
ダイエットにも「柔らかい身体」づくりは重要なポイントです。
柔らかい筋肉は血液循環が良くなるので
エネルギー代謝が良くなり、脂肪がつきにくくなります。
また、可動域が広く身体を大きく動かせるため、消費カロリーも多くなります。
日常生活においても、怪我や筋肉痛の予防になります。
肩こりや腰痛、冷えの改善、疲労回復にも役立ちます。
心身の老化防止にも有効です。
特に、「骨盤」「肩甲骨」「股関節」の三箇所は柔軟にしておくといいですね。
「骨盤」 骨盤の歪みを矯正すれば背筋の筋肉がしなやかになり
お腹まわりの脂肪も落ちてスッキリしてきます。
「肩甲骨」 背中の贅肉が少なくなり、首周りのリンパが改善すると
フェイスラインもスッキリしてきます。
「股関節」 股関節の柔軟性が上がれば、脚の付け根のリンパの
流れが良くなり、冷え性・むくみなどが改善されます。
このように身体を柔らかくすることで、美しく健康な身体をつくることができます!
でも今現在、身体が硬いからといって、決して無理はしないでくださいね。
無理をすると逆に身体を痛める原因にもなってしまいます。
ヨガを続けることで、ゆっくりと身体は反応してくれるので、焦らなくても大丈夫!
心と身体は密接に繋がっています。
身体が変わってくると、心まで変化してくることに気づくでしょう。
そんなプロセスも楽しみながら、ヨガで美しく健康で柔軟な身体をつくっていきましょうね!