こんにちは。Myself 長谷川久美子です。
昨日は、京王プラザホテルで開催された
「札幌市経済界フォーラム」
~魅力ある道産品の活かし方、伝え方について~
に参加してきました。
メイン講師は、元・日経トレンディ発行人兼編集長の北村 森氏。
エネルギー満ち溢れる個性的な方で、現在は商品ジャーナリストとして
テレビ・ラジオ出演や執筆活動をされているとのこと。
今回のテーマは「道産品の‟魅力”の伝え方」
~商品の磨き上げ方からマーケティング戦略までを考える~
北村氏曰く「みんな北海道になりたがっている」
その理由は「北海道の場所を知らない人はいない」
「北海道の特産品を知らない人はいない」とのこと。
確かに「北海道物産展」は全国で大人気ですよね☆
さて、本題に入りますが
「今は、いいものだけで売れる時代ではない」
北村氏はそれを「いいもの同士の争い」と表現されていました。
「いいもの」であることは当たり前。安ければいいわけでもない。
「過剰品質」という、高くても品質が良いものがあり
高くても売れるものが必ずある。
そんな激しい競争の中、何をやったらお客様に選んでもらえるのか?
それは…
「びっくりさせること」
「びっくりの追求」が必要とのことでした。
その「びっくり」ですが、具体的に3つあります。
①そんなバカな!
②そこまでやるか!
③分かっていたのに!
そして、「びっくり」させる商品をつくるためには
「足元の宝物」の価値を見直す作業が必要とのことでした。
「足元の宝物」とは、個人または会社が持っている
魅力や持ち味のことをいいます。
要するに、大切なものは「今ここにある」ということですね。
「足元の宝物」の価値に気付き
「びっくり」を追求することが、ヒット商品につながる
今回の講演で北村氏が伝えてくれたことは
どんなビジネスにも通用するアイディア。
このシンプルなメッセージの中に
「ヒットの種」が詰まっているんですね!!
とても素晴らしい講演、ありがとうございました。