即興ヨガ

こんにちは。Myself 長谷川久美子です。

ブログの更新が随分と久しぶりになってしまいました…。

最近は色々な場に出かけて、あらゆることからインスピレーションを得ています。

 

12月12日は、舞踏家・岩下徹さんのワークショップ

「少しずつ自由になるために」に参加し

12月13日は岩下徹さんと墨絵師・杉吉貢さんのライブパフォーマンス

即興コラボレーション「ダンス×墨絵」を観に行ってきました。

 

写真 (12)

 

ワークショップは、ダンスを通じて「自己と向き合い」そして

「少しずつ自由になる」ことを感じていくというもの。

 

ゆっくりとゆっくりと体を動かすこと

自分の体が自然に動くのを待つこと

嘘偽りのない正直な動きを見つけること

 

それは普段は使わないような体の使い方で…

実はワークショップの最中は、何をやっているのか

全然意味がわからなかったんです。

 

「なんでこんなことをやっているんだろう?」

疑問を残したまま、スッキリしない思いを残したまま

その日のワークショップを終え、家に帰りました。

でもなんだか、物凄く衝撃的で、今までに体験したことのない

深い思いだけがその日残りました。

 

翌日のライブパフォーマンスでは、無音の中、即興で踊る岩下徹さんと

その瞬間を墨絵で切りとる杉吉貢さんのコラボレーション。

真っ黒い箱のような会場の中、あらかじめ振付けられたものではなく

1時間近く「即興」で踊り続けた岩下さんと

その姿を描き続けた杉吉さんの、身体と絵画の「交感」。

「無音」という張り詰めた空気の中、創られた究極の作品でした。

 

1時間近く即興で踊り続けた岩下さんの姿を観て

「こんなことができるのかな?」そう、その場では思っていました。

でも翌日、「自分のヨガのプラクティスを「即興」にしてみたらどうだろう?」

そう思って試してみたら、それがすごく気持ちよくて…!

 

ワークショップで感じた「自分にとって本当に素直で正直な動き」

このことをヨガのプラクティスでやってみたら

自分の体が「今」求めていることがわかるのです。

 

「やらなければいけない」「こうしなきゃいけない」ではなく

「こうしたい」という、ただただ自然な体の声。

 

ワークショップを受けて、ライブパフォーマンスを観て

そして、自分のプラクティスに活かすことで

ようやく全ての出来事が繋がって見えたのです。

 

なぜ私が今このタイミングで「即興」を体験したのか

わかったような気がしました。

 

自分の体が本当に感じていることを大切にする

それがこんなにも心地良く、自由であるとは…

 

「コミュニケーション」としてのダンスを通じて

自分のヨガが深まり、体との交感が深まる

とても貴重な経験になりました。

 

 

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